大阪の豊中補聴器センター ヒアリングアート株式会社の社長 そのやんこと園原のブログです

横浜に日本法人の本社を置くアメリカの補聴器メーカー・スターキーの勉強会をいたしました。自ら重度難聴を克服している西川さん。最新補聴器を自らつけて旧製品との比較レポ。東京ディズニーランドでの体験。以前の補聴器は騒音制御がきっちり効いて、会話中心の聴こえ方でそれはそれは良いのだが、新しい補聴器は会話に加えて、そこで流れているBGMがきっつちり聴こえる。雰囲気が本当に楽しめる。「本当に会話だけが聴こえる補聴器で良いのか」あらためて考えさせられます。使用している本人の体験談は、説得力があります。またどのような心理状態なのかが手に取るようにわかります。私たち補聴器業界のスタッフが難聴をお持ちの方とどう接していくか改めて勉強になりました。その後、スターキーに対しての質問や要望などの意見交換をいたしました。とても有意義な時間を過ごせました。ヒヤリングアートでは定期的にスキルアップの勉強会を実施しております。今回は、ライブハウス・アビリーンを会場にしました。アビリーンでは、セミナーや講演会のご要望がありましたら、レンタルいたします。お問合せください。

補聴器業界のレジェントでもある技術者をヒヤリングアートに招いての勉強会。補聴器は耳栓が大変重要です。性能を引き出すのは耳栓のこだわりなくしてあり得ないのです。耳栓はきついと痛みを伴ったり、またこもり感の原因になります。逆にゆるいと脱落やハウリングの原因になります。補聴器の音孔が鼓膜方向にきっちりと向いていないと言葉の明瞭性が上がってこなかったり、変な反響の現象が生じます。補聴器専門店が学ぶべきところは、装用者が快適できっちりと仕上がった耳栓を提供することから始まります。この勉強会は、その耳栓の作製にあたっての注意点を含め、研磨、肉盛りなどの技術向上を目指しています。若い社員からベテラン社員まで熱心に受講しました。

谷五郎さんの「笑って暮らそう」に出演しました。最新の補聴器、充電式補聴器の長所・短所などをお話ししました。この記事内から聞くことができます。10分弱ですので、良かったら聞いてみてください。