そのやんブログ

2025-07-21 稲葉和裕・吉崎ひろし・前田宏樹のライブ。前田宏樹さんの補聴器について

2025年07月23日

超満員身動き取れずの大興奮ライブでした。今回は、前田宏樹氏さんの補聴器についても紹介いたします。ライブでは、稲葉さんと吉崎さんのダブル・バンジョーのシーンもあるかと思えば、吉崎さんのマジのブルーグラス・バンジョー。そうかと思えば、吉崎さんの斬新なバンジョーに稲葉さんのギター・バック・・・そしてそのお二人のかけあいトーク。笑いっぱなしでした。そしてそして、さりげなくもバリバリの前田さんのフラットマンドリンが繊細にしてパワフルに鳴り響きます。楽しい限りでした。

さて、特筆すべきは前田さんの補聴器についてを少し、お話しさせてください。

幼少の頃から難聴であり、長い間の補聴器装用者です。プロミュージシャンの悩みは、楽器のこと、ステージのことがわかってくれる補聴器屋さんがいなかったことです。

この春より、ヒヤリングアートの補聴器(オーティコン Own1カナルタイプ・両耳)を使用しています。当日のリハーサル前にも乾燥・微調整を加え、最高のコンディションでライブに臨みました。楽器の突発的な強大な音から残響音が消えていく状況までが自然に聴こえるように、聴覚トレーニング、補聴器の調整を今までやってきました。その結果「ここ一年を振り返って 一番やりやすいライブだった」とコメントしてくれました。

3つの事をお話しされました。①稲葉さんの絶妙なタイミングとメリハリのあるギターが弾きやすかった。(ミュージシャン・スキル) ②アビリーンの音響(PA)が良く、聴こえやすかった。稲葉さんのギターはもちろん、自身の位置からも遠い吉崎さんのバンジョーもしっかり聞こえボーカルとのバランスを含めストレス・フリーだった。 ③今までの補聴器では、実現できなかった補聴器性能と調整によりあきらめていた「聴こえの可能性」を感じましたとのことでした。ヒヤリングアートの補聴器をつけて、新しい発見が出来ることを心より応援いたします。